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雨に雨降る


暗い部屋でパソコンのディスプレイの明かりに照らされてながらカタカタとキーボードを打つ一人の少女がいた。 
「ふー、今日のホームページの更新はこれで終了だ」 
彼女の名は長谷川千雨という。普段は地味な中学生を演じているが、ネットの世界ではアイドルとして君臨している。 
その千雨がパソコンの電源を落とすために、マウスを動かしカチッとクリックすると暫くしてからディスプレイが消えた。 
今、この部屋・・・千雨の部屋は月明かりに照らされているだけで他の証明は点いていない。 
「・・・・」 
そして、無言のまま千雨はベットへ向かう。すると、ベットの上に人の輪郭が浮かび上がる。その人間は闇に溶けるような 
褐色の肌をしていて、顔にフェイスペイントが塗られている。 
「待たせたな、ピエロ」 
千雨がピエロと呼んだ人物はザジ・レイニーディという同じクラスの道化師少女だ。しかし、気になるのはこのザジという 
少女が一糸纏わぬ姿だということだ。暗くても月明かりにその肢体が照らされている。 
「・・・千雨」 
「待てよ・・・今脱ぐから」 
そういうと千雨も先程ホームページにアップしたコスチュームをシュルシュルと脱ぎ始めた。もちろん眼鏡は付けていない。 
「・・・綺麗」 
「よ、よせよ・・・照れるだろ」 
ザジと同じように全裸になった千雨は普段では見られないような照れ笑いを見せた。 
「・・・キス」 
「ん・・・」 
立ったまま二人の顔が近づき唇同士が触れ合う。次に千雨がザジの唇を舌で割って入り歯茎をなぞる。ザジもまた同じように舌で歯茎を 
なぞる。今度は舌同士を絡めて互いに唾液を啜りあう。 
「ん、ちゅぅ、はぁ」 
「うぅ、んっ、ふぅ」 
闇夜の部屋に二人の唾液を啜りあう音が響き、ザジの方に動きが現れた。 

千雨をベットに押し倒し、両手を胸の上に置いた。すると、やんわりと・・・まるでマッサージでもするかのように揉む。 
「んんっ!」 
ピクンと体が反応して、くぐもった声が互いの鼓膜を振動させた。次第に千雨の身体が桜色に染まってくる。ザジの方も褐色の肌なので 
分からないが、恐らく染まっているのだろう。よく見ると千雨の手もザジの胸を愛撫していた。 
「!!」 
途端にザジが急に仰け反った。千雨が褐色の肌に相反している桜色の突起を摘んだのだ。 
あまりにも突然だったので口も放してしまい、声も出なかった。 
「どうした?」 
とニヤニヤしながらザジを見つめる。当のザジはプックリと頬を膨らませている。 
「千雨・・イジワル」 
仕返とばかりに千雨の乳房に口を近づけてキスをして、”ちゅっ、ちゅっ”と赤い愛の証を付けている。 
「お、おい、あんまり付けるなよ?」 
「うん」 
キスの次は舌をなぞらせて乳輪を掠めていく。突起に当たりそうになるたびにピクリピクリと千雨の身体が反応する。 
「んっ、お前だって結構イジワルじゃ・・んあ!?」 
皆まで言わずに不意に鋭い声を出したのはザジが乳首を奇襲したからだ。初めはただ口を付けただけ、刺激を与えるには 
それで十分だったからだ。だが、それだけでは気持ちよくはなれないので舌先でチロチロと舐めてみた。 
「ふっ、あぁん!お、い!急すぎ・・あああ!!」 
更には歯で齧ったり周りの肉ごと吸ってみたりもする。それもかなり美味そうに吸っている。 
その度に「はぁん!うぁあ!」と千雨が喘ぐ。だが、それだけでは物足りなくなったのか左手で千雨の右の乳首を、左の 
乳首は口で、空いた右手は下腹部へスルスルと移動した。 
「ま、まだ早いってば!ねえ、まって・・・ふうぅ!!」 
「・・・早くない。もう、ここビチャビチャ・・・」 
ザジが言う「ここ」とは千雨の秘部のことだ。確かに、洪水のごとく愛液が分泌されている。 
「感じちまうのはしょうがねえだろ!それに・・・」 

千雨は今までザジの胸を弄っていた両手のうち右手で秘部に触れた。 
「お前だって濡れてるぞ?」 
右手を二人の間に持ってきて糸を引かせ、それは千雨の上にポタポタと落ちた。 
「気持ちいいから」 
そりゃそうだ、と千雨は思った。思ったが口には出さない。何故なら、それよりも早く続きがしたかったからだ。 
こんなことで行為を中断すると身体が冷めてしまうからだろう。 
「なぁ、そろそろ指いれてくれよ・・・うずうずして堪んないんだ」 
「私も・・・同じ」 
互い秘部にそのしなやかで繊細な手が伸びていく。口は再びネットリと舌を絡ませるディープキスをして、二人の指がお互いの陰核に 
触れ合う。瞬間、二人の密着した口の間から「んむぅぅ!」と篭った喘ぎ声が漏れる。更にはくちゅくちゅと粘着質な水の音も響き、 
雌の匂いが部屋に充満する。二人の意思がシンクロしているかのように指が全く同じ動きをして、そしてニュルンと膣内に入り込む。 
「「あう!」」 
と鋭い声を漏らす二人。だが、構わず快楽を求めて膣内を掻き回す。グリグリ肉壁に押し付けたり、引っかいたりする。空いた手で 
胸を愛撫することも忘れなし、互いの口腔を貪り合うことも忘れない。アクセントに秘ぶを弄っている手の親指を陰核に押し付けて 
別の刺激を得たりもする。暫く、そうやってお互いの身体を貪っているうちに、膣内にある感触を発見する。 
プニプニしていて水が入っていそうな感触だ。しかも、ほぼ同時にそこへたどり着いたのだから驚きだ。 
「くぅ!」 
「ああ!」 
そこを引っかくと一際刺激が強く、すぐに絶頂に達してしまいそうになるがなんとか踏みとどまる。二人は抱き合い一心不乱に互いの 
性器を弄り合う。しかし、 
「「んんー!」」 
先程よりも大きな、しかし篭った喘ぎ声が暗い部屋に響くと同時にプシャッと何かが噴出する音が二つ鼓膜に届く。 
少し間をおいてザジがグッタリと千雨の上に倒れこむ。その千雨もグッタリとしていて目の焦点が合っていない。 
「ごめん・・飛ばしすぎた」 
「・・・ううん」 

どうやら早くも二人は絶頂を迎えたようだった。それ程、敏感だということなのだろうか。 
しかし、それにもかかわらず二人は第二ラウンドへ突入しようとしていた。 
二人はお互いの足をクロスに絡めて性器と性器を密着させる。 
「や、やっぱ、少し休もうぜ?それにイッたばっかりだし・・・」 
「・・・だめ、我慢できない」 
と言うや否やザジは腰を捻って千雨の秘部に擦りつける。 
「ああ!!ん、ふあ!やっあああ!!」 
「ふうぅ!んあぁ!!」 
陰唇と陰唇が擦れ合い、陰核と陰核がぶつかり合う。動くたびに”ぐちゃぐちゃ”と淫猥な音をたてて二人の身体が快楽のために痙攣 
する。 
「うあぁぁ!だめぇ!イクぅ!もう・・あああああ!!」 
やはり、インターバルを置かなかったせいなのか一際大きく千雨の身体がビクビクと痙攣し、弓なりにしなる。 
2度目の絶頂だ・・・しかし、ザジはお構いなしに動く。 
「ふあああ!?いまイッたからぁ!動いちゃだめぇ!!あっ!いやあ!休ませてぇ!!」 
「・・・イヤ、千雨早すぎる」 
「そ、そんなこといったって・・ひああ!!」 
千雨の願いを却下すると、グリグリと性器を押し付ける。陰唇が絡み合って二人は気絶しそうな程甘い刺激を感じる。 
陰核がぶつかり合い飛びかけた意識が呼び戻される程の暴力的ともいえる快楽が襲う。 
しかも、2度の絶頂を迎えて更に敏感になった千雨にはそのまま発狂してもおかしくはない程の快楽が襲っていた。 
口はだらしなく開き涎を垂らし、目は何処を見ているのか分からない。ザジが動くたびに身体が大きく電気ショックでも受けたかのように 
痙攣する。喘ぎ声も「あー!あー!」と少し呆けてしまっている。 
「・・・!!」 
そうしているうちにザジにも限界が来たらしく腰の動きがよりいっそう激しくなる。 
ぐちゃぐちゃ、と粘っこい音をたてながら性器を擦り合わせる。段々とスピードも限界となってきたのか、それ以上は激しくならなかった。 
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 
「んいぃぃ!!」 
千雨が悲鳴に近い声を上げると同時にザジも2度目、千雨は3度目の絶頂を迎えた―――――――――――― 





夜が更ける―――――――― 
朝日が差し込む部屋に二人は寄り添って寝ていた。”すぅー、すぅー”と静かな寝息をたてている。 
千雨の顔に日が当たり眩しそうに、手で日光を遮ろうとする。薄く目を開けて枕元にあるデジタル時計を見ると8:00を 
映し出していた。 
「んー、学校行かなきゃ・・・おい、起きろよ」 
そういって、自分も眠くて堪らないが目を擦りながら背中を猫のように伸ばしてから隣に寝ている恋人を揺すり起こす。 
「う・・・ん」 
少し呻きながら、ザジも身体を起こすが部屋の明るさに慣れていないのか眉間を少し顰める。 
ポケーっとしながらザジは互いに裸なのを見て昨夜のことを思い出した。 
「(・・・腰痛い)」 
手を腰に当てて自分で揉んでみると、中々気持ちがいい。すると、昨夜の行為のせいではないが”くぅ〜” 
とお腹の虫が騒ぎ出す。 
「なんだ腹減ったのか?言っておくが何もねぇぞ?」 
「・・・」 
心底残念そうにザジが溜め息をつくと、千雨は微妙に申し訳ない気分になる。ところが急にザジが顔を近づけてきた。 
なんだ?と思いながら様子を見ていると――――――ちゅっ 
「ゴチソウサマ♪」 
「あ、ああ・・・」 
お目覚めキスがザジの朝食の変わりになったのかは定かではないが、一瞬思考が止まったあと「遅刻だー!!」と千雨が叫びドタバタと 
着替えてバタバタと部屋を出て行った・・・・もちろんザジも一緒だ。 


階段をゆっくり上り、段差が終わって目の前に金属製の重いドアがある。ノブを回して力を入れて引くと、外から若干冷たいが春を感じさせる 
柔らかな風が流れてきて・・・登校するときには気がつかなかったが・・・雲一つない青空が目の前に広がる。 
「よいしょっと・・・あー、いい天気だ」 
千雨は屋上で床に寝そべり、隣にはザジが壁を背にチョコンと座っている。 
「・・・」 
黙って、肩に止まっている小鳥を指に移し空に放す。暫しの間、放った小鳥の囀りだけが響く。 
日差しがポカポカと暖かくて、ついつい眠りたくなってしまう。・・・ふと、千雨が口を開く。 
「何考えてんだ?」 
無表情のザジを見て、千雨はそういった。傍から見ればみれば何も考えていない人形のような表情に見える。だが、千雨には彼女が何を 
考えているかまでは分からずとも「何かを考えている」ということは分かる。不思議なことに他の人がザジの表情を見てしても無表 
情にしか見えないのだ。笑っても、泣いても、怒っても・・・他人には無表情にしか見えない。これも慣れなのか?そう思わされる。 
「お前って変わってるよな」 
そう言って少し含み笑いを浮かべると「あー、ねみぃ・・・少し寝るか」と瞼を閉じた。チラリとザジを見ると、自分の方を見て微笑していた。 
また、静かになる。今度は鳥の鳴き声はも聞こえないが、グラウンドで体育の授業を始めたのだろうか・・・はしゃぎ声が屋上にまで響く。 
「(ばかどもが・・・)」 
などと心の中で呟いていると、段々と意識が薄れて何も考えられなくなり意識がシャットダウンされる。 
いつの間にか手品の練習を始めていたザジの耳に横から「くー・・・くー・・・」と寝息が聞こえてくる。春とはいえまだ風が冷たい。 
このままでは千雨が風をひくと思ったのか、自分のブレザーを上からかけた。 
「おやすみ」 
耳元で静かに言って、手品の練習に入った―――――――――――――――――――――――― 

静かな暗い視界に少しずつ光が戻り、意識が覚醒していく。 
「ん・・・」 
あれから何分たっただろうか?目が覚めた千雨は今の時間が知りたかった。グラウンドから響いていた声も聞こえない。 
「(何分というよりも何十分か?まあ、いいや)」 
ゴロリと身体を仰向けから横にして、もう一度寝ようとしたとき何かが足りないことに気づく。 
「あいつ、どこいった?」 
起き上がって周りを見回すと人の影すらない。小鳥はいる。だが、飼い主がいない。 
「まさか飛んでるとか・・・」 
当然上を見てもいるわけはない。「アホか私は・・・」と呟くと。手を床に置こうとした。その瞬間、手に温かく柔らかいものが触れる。 
吃驚して思わず手を引っ込めて、その方向を見ると褐色の少女が寝息をたてていた。 
「こいつも寝てたのか・・・隣にいるのに気がつかなかった」 
猫のように丸くなって寝ているザジを温かい目で眺める。だが、よく見るとブレザーを着ていない。 
「マジかよ・・・ったく・・自分が風邪ひいたら意味ないだろうが」 
自分にかけられたブレザーを持ち主のザジにかけ直す。ついでに自分の身体を密着させる。ザジの体温が温かくて気持ちがよく、春の日差し 
も手伝って直ぐに再び眠気が襲い来る。抵抗しようと思えばできたかもしれない。如何せん、この柔らかく落ち着く感覚には逆らえそうも 
なかった。二度寝ならぬ三度寝だな、と思っていると時間のことを思い出し、一旦起き上がって鞄の中から携帯を取り出すと10:00を表 
示していた。 
「あちゃー・・・こうなったら午後まで休むか!うん、そうしよう!」 
開き直った千雨は独り言を言いながら満足げに頷く。再び寝転び背中からザジに抱きつくと、数秒しないうちに夢の世界へ旅立ってしまう。 
数分して入れ替わるように今度はザジが起きた。正確には起きていたが千雨が寝るのを待っていた。 
無防備にも自分に抱きついて寝ている千雨の腕の中で、もぞもぞと身体をしなやかに回転させて向き合う状態になり、ジー・・・と寝顔を見つ 
めていると柔らかそうなピンク色の唇が目につく。 
「・・・おいしそ」 

素直にそう思った。恐らくザジにとっては、どんなお菓子よりも甘い味がするのだろう。一度味わった・・・それも落花流水の情を寄せあう仲の 
ザジにしかわからない。とっても甘い極上のおやつだ。ゴクリと喉を鳴らしその唇を味わうことしか考えていないザジは顔を近づけ・・・られない。 
腕に力が入れられて、ザジの肩を強めに抱きしめてくる。 
「おい・・・昼間から盛るなよ」 
「ね、ねてなかったの・・・?」 
確かに寝てはいた。だが、ザジが腕の中で動いたおかげで夢の世界から帰還したのだ。しかも、明るさに慣れるために薄目を開けていたから殆どの 
ここまでの経過を観察していた。中々、性格が悪いようだ。もっともそれはどちらにも言えることではあるが・・・。 
それはともかく、観察をしていたら顔を近づけてきたので表情は至って普通に、だが内心ドキドキしながらザジを制したわけだ。 
「ったく・・・しょうがえな」 
呆れたとばかりに溜め息を交えながらザジを見る。 
「・・・・うぅ」 
叱られた子供のように下を俯くザジはとても可愛らしい。それを見ると千雨はキュン、と胸を締め付けられる。 
いじめたい様な、甘えさせたいような・・・そんな感じだ。そして、自分もザジの唇に目を奪われていたことに気がつく。 
「(これじゃあ、人のこと言えねぇな・・・)」 
卑怯と分かりつつも千雨はザジの唇を奪う。 
「!?」 
何が起こったのか、あまりにも突然で・・・あまりにも意外だったのでザジはただ驚くことしかできない。 
夜の付き合いでこういったキスをすることはあっても、白昼堂々と・・・それも学校でこういったことをするとは思わなかった。 
ましてや、自分からなら分かるが千雨からしてくるとは想定外もいいとこだ。 
「何驚いてんだよ?自分からしようとしたくせに・・・」 
「だ、だって、いきなりだったから・・・」 
ザジは明らかに動揺した顔を見せる。もっとも相変らず他人には無表情に見えるわけだが・・・。 
そんなザジに妙な新鮮さを感じながら、千雨はまたキスをする。だが、先程のような触れ合わせるだけのものではなくザジの唇を舌でこじ開けようと 
してくる。千雨は今、異様に興奮している。それは昨夜の逆襲を・・・という思いからでもあり、ザジの可愛さに惹かれたからでもある。 

当のザジはそんなことを知る由も無く、千雨の舌を受け入れるか否かと迷っている。いつもと違う千雨を怖いと思う反面、そんな千雨にドキドキして 
しまう自分がいるのだから迷いもするだろう。ザジが悩んでいる間にも、何とか割って入ろうと千雨の舌がザジの唇をなぞる。その、こそばゆい感覚 
とぬめって生暖かい感触がザジにとっては非常にもどかしく感じる。受け入れたい・・・だが、それでも迷う。やはり学校で如何わしい行為を行うのは 
は気が進まないらしい。千雨もそれに気がついたようだ。 
「(こいつ・・・仕方ないな、ったく))」 
ザジを抱いている腕のうち右手を背中をなぞりながらスルスルと腰まで下ろす。訝しげにザジの瞳が千雨を見つめる。その視線に若干嗜虐心を掻き立て 
られるが、それよりも今は右手に神経を集中しようと思った。。一旦、腰を軽く撫でた後にまたスルスルと右手が降りて臀部に到達する。そして、スカート 
の上からまるで舐めるように掌で尻を撫でる。 
「んあ!・・・むぐ!?」 
ビクンと身体が反応して不覚にも口を開けてしまったザジは慌てて閉じようとしたが時すでに遅し、千雨の舌が口腔に侵入していた。奥に逃げようとする 
ザジの舌を吸い出して自分の舌で絡めとる。授業中なのか妙に静かな屋上にくちゅくちゅと水音が響く。右手はお尻を撫で回すのをやめず、更には揉んだり 
こねくりまわしたりする。みるみるうちにザジの顔が紅潮してくる。千雨も若干ではあるが頬が紅く染まっている。 
「んむぅ!んん!」 
「むぅ、ん・・・」 
普通の声は出せずくぐもった呻きにしかならない。しかも、少し酸欠状態になっている。ボーっと意識がかすみ、視界の端が白く染まりはじめる。何かを 
考えたりするのも億劫になり、何故拒否反応を示していたのかもわからない。ただ千雨の体温や心臓の鼓動、匂い、そしてキスの感触。それらが非常に 
心地よくザジの理性の壁を撤去しようと快感神経を通して快感という爆弾にジワリジワリと少しずつ柔らかな刺激を与える。 
もっと刺激を与えようと千雨の手がスカートを捲り下着の中にスルリと潜り込む。 
「ん!?・・・ぷはっ!だめぇ!」 

千雨の口撃を振り切って自身の口が開放されると、羞恥と驚きが明らかに混じった講義の声を上げる。普段の彼女からは聞くことのできない声だ。 
必死に暴れるが筋肉が快感の為に程よくしびれて力が出ない。 
「何が「だめぇ!」だよ?いつもしてることだろ?ん?」 
ニヤニヤしながらいつもよりトーンの低い声でそう言った。ザジを辱めるような言い方だ。 
「で、でも、学校でこんなこと・・・きゃうっ!」 
酸素を取り入れて意識が少し晴れると、今していることがとても恥ずかしいことで学校でするべきことじゃないということを思い出して拒否反応を示そうと 
したが、自分の下半身に強烈な刺激が与えられて皆までいうことができず代わりに悲鳴があがる。刺激の根元はもちろん千雨の手によるものだが、いきなり 
女の子の真珠をつねったことによるものだ。性器の中でもとても敏感な部分を例え軽くでもつねられれば悲鳴の一つも出るだろう。ただ、その悲鳴も若干艶の 
あるものであることにザジ本人は気がついていない。対する千雨は相変らずニヤニヤして、とても嬉しそうだ。 
「いいじゃん。私以外は誰も見てないんだし」 
「で、でも・・うぁん!」 
またしても皆まで言わせない千雨はコリコリとザジの陰核を弄っている。その度にザジの身体がビクンビクンと痙攣して目の前でフラッシュライトを当てられた 
かのように視界が真っ白になる。相変らず身体は力が入らない。このままの調子でいくと、この屋上で本番をすることになるのであろうが・・・当然ザジには 
そんなことを考えている余裕はなかった。 



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