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『教育』
「にとーれんげーき」
「あぁあっ!!」
夕凪が弾かれ、刹那の体が宙に浮いた。
同時に体全体に鈍い痛みが走る。
「くぅっ…!」
「無駄ですえ刹那センパイ、おとなしくウチに捕まって〜」
地面に叩きつけられて動けない刹那を制しているのは月詠、同じ神鳴流の剣士だ。
「魔法協会についた裏切り者は捕らえて来いと長の命令なんで…堪忍ですぅ〜」
相変わらずの口調で続ける月詠…しかしその眼には濁った狂気の色が浮かび上がっている。
恐らく捕らえる目的がなければ、刹那はこの場で斬られているはずだ。
「…っ!私を捕らえたところで何の解決にもならないぞ…」
身を捩りながら虚勢を張る刹那を見ながら、月詠は彼女の予想しなかった言葉を口にする。
「クス…このか様がどうなってもええんでしたら…センパイは助けます〜」
「なっ!?」
「このか様はもうほかの刺客が宗家に連れ去りましたえ〜、ほら…」
月詠が差し出した水晶には木乃香が映っている。
ただベットに眠らされているだけだが、刹那が大人しく捕まらなければ何をされるかわかったものではないだろう。
「くっ…」
刹那が戦意を失ったのに気付いてか、月詠も刀を納める。
「ほなセンパイ、ちょっと乱暴しますけど…」
月詠が何か呟くと足下から黒い塊が湧きだし、刹那の体を覆っていく。
「うあぁっ…!!くぅ…ん!!」
身体中に絡み付くようにして自由を奪われてしまう…同時に刹那の身体を引きずり込むようにして地面へと染み込むように消えていく。
「そのまま神鳴流の宗家に連れていくので…大人しくしててくださいね〜」
薄れゆく意識の中で月詠の声が聞こえた気がした。
(このちゃん…待ってて…)
「……んっ…」
気が付くと広い畳部屋に倒れていた。
辺りには人の気配もなく、障子で区切られただけの部屋に、蝋燭がゆらゆらと燃えているだけ。
ただ、天井の滑車と両手に繋がれた鎖を除けば…
「これは…!!」
その途端天井の滑車が軋み、刹那の身体をじわりじわりと持ち上げていく。
「なっ…ぅあ!!あぁあっ…!!」
身体を強制的に持ち上げられ、爪先立ちでやっと地面に触れるくらいの高さに達すると、滑車の動きが止まった。
「うぅっ…」
両手の鎖が体重を受け止め、ジリジリとした痛みが走る。
「センパイ、目ぇは覚めました?」
障子の向こう側から声がした。
同時にゾロゾロ入ってくるのは覆面の男数人と月詠。
「センパイ〜、気分はどうですぅ〜?」
「いいはずないだろう…それよりこのかお嬢様はどうした!?」
苦しい体勢の中で先程と同じように虚勢を張る。
「あや、言うの忘れてましたわ〜、このか様なら〜…ほら」
月詠が合図すると…奥から木乃香が待女らしき人間に連れられて歩いてきた。
「せっちゃん!!」
「お嬢様…!無事でよかった…何もされていませんね?」
刹那の姿を見てか、お嬢様は心配そうに叫ぶ。
木乃香は何かされたでもなく、元気そうだ。
(お嬢様…変わりが無くてよかった…)
少しだけ不安が無くなった。
「ウチはだいじょぶ、さっきは夕飯もでてきたしお風呂だって…それよりせっちゃんはだいじょぶなん?両手縛られて…」
「…大丈夫です、私のことは心配せず…」
「センパ〜イ」
話の途中で月詠が割ってはいる。
「時間がないんで…もうええですか?」
月詠は待女に合図し、お嬢様と下がらせるように指示を飛ばす。
「せっちゃん…!!」
待女に腕を引かれながら、縛られて身動きが取れない刹那を見つめる。
「また…一緒に学校いけるよね?ウチを嫌いにならへんよね?」
「もちろんです……お嬢様の手料理、また食べさせてください…」
「せっちゃん…」
障子が閉まる間際に木乃香の安心した顔が見えた気がした。
「あのぅ…センパイ?」
間をあけずに月詠の声。
「これからの事についついて説明したいんですけど〜」
「…私はどうすればいい?」
「はい〜」
急に微笑みながら月詠は続ける。
「裏切り者のセンパイにはその罰と償いとしてウチらの御神体に身体を捧げてもらいます〜」
「…から…だ?」
突然の事に意味が分からず呆然としてしまう。
「でもその前に〜」
月詠が覆面の男達に合図する。
「…?うぁっ!!あぁあっ!!」
突然、刹那は顎を持ち上げられ黒い小瓶を無理矢理ねじ込まれてしまう。
「センパイの身体、たっぷりと開発させてもらいますえ〜」
「んぐぅ…!!くぅ…ん…!!」
無理矢理飲まされるようにして瓶の中のドロリとした液体が私の体の中へと入ってくる…息苦しいなか、その液体は胃の中で暴れるように熱を放っていく。
「…げほっ、何を…飲ませ…」
全てを言う前に刹那の身体に変化が起きた。
下半身全体が酷く疼き、乳首は制服のブラウス越しに小さな自己主張を始める。
「ぅあ…あ…ぁあ…ん」
「呪術を用いて作った速攻性の媚薬…いかがです?」
「び…やく…」
脚が震えだし、火照った身体中から汗が吹き出てくる…どこからかのすきま風が肌を撫でる度に切ない疼きが身体を走ってしまう…
「ほれじゃ、センパイ」
「あっ!?」
月詠の細腕が刹那のブラウスをたくし上げた。
間髪入れずにスポーツブラのホックを手にした小刀で切り裂いてしまう。
「小さいけどキレイなんやなぁ、センパイ〜」
「くっ…」
刹那の胸を見つめる月詠…他人にここまでされるのは刹那にとっては恥ずかしすることだった。
不意に月詠の手が私の胸を鷲掴みにする。
そのまま小さく指と手のひらをを動かしながら、刹那の胸の感触を確かめるようにして揉んでいく。
「あぁ…!やめ…ろぉ…!やめ…んぁ…!」
「柔らかいし、感度もええんですね〜」
くすぐったいようなもどかしい快感が刹那を支配する。
強く揉んだり振動を加えたりする月詠の手の動き一つに、刹那は弄ばれていた。
「センパイのここ、なんで濡れてるん〜?」
わかりきった事を尋ねながら、月詠は刹那の恥丘をスパッツ越しに愛撫する。
「そ…それ…はぁ…んっ!ぁっ…汗が…んぅ…!」
苦しすぎる言い訳に月詠はクスクス笑いながらも、手を緩めることなく刹那を愛撫し続ける。
「ここだけ汗かくなんてあるわけないやないですかぁ、これは刹那センパイが感じてるからですえ〜」
月詠に責められて感じてる…それを認識した途端に身体の奥から羞恥心が湧き出てくる。
「あ、今センパイエッチなこと考えてますぅ」
ジワリとスパッツのシミが広がったのを見て、月詠が嬉しそうに声を上げる。
「エッチなセンパイのためにもっと強くやってあげます〜」
「なっ…!!ぬ、脱がすなぁ…!!」
刹那の嘆願もむなしく、スパッツはゆっくりと膝のあたりまで脱がされていく。
「センパイ、パンツはいてない…エッチやなぁ〜」
薄いスパッツが脱がされると、外気に触れていなかった刹那の割れ目が現れる。
二次性徴が始まってないのか、恥毛は全く生えていない幼さの残る性器だ。
「ほな早速…」
月詠の冷たい指先が刹那の濡れそぼった割れ目に沿って上下に動く。
「ぁぅ…そこ擦っちゃ…はぁんっ!」
徐々に速度を上げながら指先を押し付けるようにして刺激すると、それに比例するように刹那のそこからは愛液が滲み出てくる。
「ひゃう…!こ…するな…ぁ…んぅ!」
「む〜、ほなやめますぅ…」
月詠の指が離れ、刹那が身体の力を抜いた瞬間だった。
―くちゅ…
「ふぁあぁっ!!」
身体中に電気が走るような快感が刹那を包み込んだ。
「センパイは指入れるなとは言ってませんえ〜」
「ひっ…!!ひぅっ!!」
刹那の肉壁は、月詠の指がバラバラに動くのを締め付けながらも奥から愛液を滴らせ、初めての快感を貪欲に受け入れる。
「センパイ、もうこんなに濡れてます〜」
肉壁をグニグニと刺激しながら、刹那の反応を楽しむ。
愛液は月詠の手から零れだし、畳にポタポタと落ちていく。
「ぁはぁっ!ゆびぃ…ぁぅん!うご…かさ…んぁぅ!」
時折指が肉芽を擦るたびに、刹那は身体をくねらせながら身悶えする。
声には艶が出始め、目からは生理的に流れた涙が頬を伝う。
―くちゅ、くちゅ…
淫らな水音と矯声が部屋中に響き渡る。
「そろそろ終わりにしますえ…はむっ」
そういうと月詠は刹那の硬くなった乳首を口に含む。
それと同時に左手は片方の胸を、そして右手で秘裂を弄ぶ。
「あぁぅっ!!だぁ…だめぇん…!!」
三つの性感帯を同時に責められ、今までにない快感の波が刹那を襲う。
舌で舐め回され、両手で摘まれてかき乱される…媚薬で敏感になった刹那には、激しすぎる快感だった。
「あぁぁ…!だめ…だめぇ…!」
やがて刹那の身体が震えだし…下半身に尿意に似た感覚が湧き上がってくる。
脚に力が入らず、口からはわけの分からない言葉が出てくるだけ。
「ふぉな、ふぃきまふぇ〜」
月詠が刹那を犯している全ての場所に力を込めた。
口に含んだ乳首は甘噛みされ、左手の乳首はきゅうっ、と摘まれ…右手のクリトリスは勢いよくこねくり回された。
「あっぁ、やぁ…ゃあぁあぁああっ!!」
身体中を快感が駆け巡り、刹那に今までにない感覚を感じさせる。
秘裂は愛液をまき散らせ、ヒクヒクと快感を貪っていた。
「はぁ…はぁ…っ」
「センパイ見事にイッちゃいましたね〜」
絶頂の余韻に浸る刹那には、月詠の言葉が入ってくる余裕はなかった。
疲労と快感が入り混じった感覚が身体中を支配し、指一本動かすことができない…初めてのことだった。
「あ、そろそろスパッツ穿きます?」
そう言うと膝に引っかかっているスパッツをゆっくりとずらしていく。
「っ…!はぁ…!」
スパッツの薄い生地が肌を擦る度に、くすぐったいような快感がはしる。
媚薬と絶頂のせいで敏感になった刹那にとって、肌に密着するスパッツは更なる疼きをもたらすだけだった。
それを知ってか知らぬか、月詠は肌をわざと刺激するようにゆっくりとスパッツを動かしていく。
「はい、穿けましたえ〜」
最後に思い切り上にスパッツを引き上げると、刹那の身体が小さく跳ねた。
「ひゃぁうっ!」
割れ目と小さな尻の谷間にスパッツが食い込み、もどかしい快感が走る。
そして再び火照り始めた秘裂からは、愛液がじわじわと溢れ出してきた。
(やだ…食い込んだだけなのに…気持ちいい…)
「ふ…っ!ん…ぁ…!」
脚をもじもじとさせながら耐えがたい疼きから逃げようとするが、かえってスパッツの生地が肌に触れてさらなる疼きが生まれるだけだった。
「センパイ〜、まだ濡れてるんですかぁ?」
その様子を見て月詠が面白そうに刹那の顔をのぞき込む。
(だめだ…これじゃさっきのとおんなじだ…)
「…別に濡れてなんか…」
月詠の視線をそらしながら、平静を装う。
しかし月詠はそんなことお構いなしにスパッツの上から刹那の恥丘を撫で始めた。
「あっ…!やめ…ろぉ…!」
「やっぱり濡れてるやないですかぁ〜、嘘はいけませんえ〜」
「んぅ…ぬれてぇ…ない…からぁ…!」
必死に否定したところで身体の奥で淫らな本能が渦巻いている。
「あ、そや」
月詠がふと手を止めた。
そして周りにいた男たちに何かを耳打ちすると、彼らは頷き部屋の外へ消えていった。
「…?」
(…何…?)
目の前で起こる展開に頭が回らず、ただその光景を目で追っていくことしかできない。
「すんませんセンパイ、ウチの仕事はセンパイの身体を開発すること…センパイを感じさせることが仕事じゃなかったんです〜」
突然、月詠が申し訳なさそうに謝る。
しかしその目は欲情に刈られた色をしていて、刹那に少なからず不安を与える。
「え…」
「だから今から…真面目にセンパイの身体を開発しますぅ〜」
そのとき男たちが部屋に戻ってきた。
同時に運ばれてきたのは…少し変わった形のマッサージチェアーだった。
「さ、センパイこれに座ってぇ〜」
両手の鎖の鍵が外され、久々に身体が自由になった。
しかしすぐに男の手によって座らされ、椅子の両脇に直にくっついている拘束具に再び繋がれてしまう。
「っ…!何をする気だ…!」
「だいじょぶですぅすぐに終わりますえ〜、後は両脚だけ…」
両脇にいた男が刹那の脚をヒョイと持ち上げた。
そのままグイッと脚を無理矢理開脚させられてしまう。
「なぁっ…!や、やめろぉ!放せ、放せぇ!」
刹那の力が男二人にかなうはずもなく、外側にある拘束具に固定されてしまった。
(恥ずかしい…こんな格好…)
両手は固定されて、両脚はM字に開かされ、濡れそぼった秘所はスパッツに包まれたまま剥き出し状態になっている。
「クス…それじゃあ始めますえ〜」
月詠が合図すると、男たちはじりじりと刹那に近づいてくる。
無言のまま近づいてくる覆面の男たちに刹那は今までにない不安と、底知れぬ恐怖を感じていた。
(いや…!何されるの…!)
「や…やだ…!」
どんなに藻掻いたところで、しっかりと固定された拘束具は外れるわけがない。
一歩一歩確実に危機が迫ってきている…刹那に触れるまであと一歩のところで、男たちはプラスチックのボトルを取り出した。
栓が抜かれてボトルの中でタプリと波打つ液体が刹那の露出した二の腕、お腹にポタポタと零れていく。
「ひっ…あぁあ…!」
ヌルヌルとした冷たい液体が刹那の肌を刺激した。
すかさず男たちの手がその液体を刹那の上半身に塗り付けてくる。
「ぁあぁ…やだ…!やだぁ…!」
男たちの手は刹那のブラウスの中にも入り込み、揉むようにして胸全体に塗りたくっていく。
(こんなの嫌なのに…ヌルヌルが気持ちいいよぉ…)
「ふぅ…ん!ぁあ…くぁあ…!」
ローション責めに喘ぎ声を上げる刹那をみながら、月詠は刹那に近づいた。
「センパイ、上だけじゃ物足りへんやろ?下はウチが塗ってあげますぅ」
月詠は男からボトルを受け取ると液体を手に取り、靴下に包まれた足首から同じように塗り付けていく。
「はふっ…!んんぅ…!あぁあ…!」
脚の付け根まで徐々にヌルヌルに侵されていく感覚に、刹那は身を捩らせる。
やがて太股の辺りまで丹念に塗り付けられて全身ローションにまみれた刹那の身体は、蝋燭の光を受けてテラテラと淡い光を放っていた。
「あゃ、まだ少し残ってますなぁ〜」
月詠の手にしたボトルには、まだローションが残っていた。
「ん〜、仕方ないから…」
月詠の手が刹那のスパッツをグイッと引っ張った。
(うそ…まさか…!)
刹那の顔が不安に染まる。
「全部ここにあげますぅ〜」
ヌメヌメとした液体が刹那の恥丘を包み込んだ。
「ふあっ…!い、いやぁ…!!」
全てが流し込まれるとスパッツを引っ張っていた手を離し、その上からマッサージするように手を動かしていく。
グチュグチュという音を立てて、逃げ場を失ったローションがスパッツの中で暴れ回る。
「はっ…!ぅあぁっ!あぁああ!」
「クスクス…なんかセンパイお漏らししたみたいやなぁ〜」
もはやスパッツは水を吸って一層黒さを増し、僅かな隙間からはローションがまるで失禁したように垂れ出てくる。
(スパッツ脱ぎたい…ヌルヌルが…まとわりついて…)
「ぁ…!だめぇ…脱が…してぇ…!」
手足の自由が利かないため僅かに動く腰をくねらせながら、刹那は月詠に哀願する。
しかしそれは月詠の欲情をさらに煽るだけになってしまう。
「嫌ですぅ〜、さっきは脱がすな言うてましたのに…センパイはワガママやなぁ〜」
そう言いながらスパッツ越しに指をグリグリと押し付けた。
そのたびにスパッツの隙間からローションが流れてくる。
刹那はその度に小さく喘ぎ声を上げながら必死に快感に飲み込まれそうになるのを耐えていた。
「んふ…ワガママなセンパイにはお仕置きが必要ですね〜」
刹那の痴態を目の当たりにしている月詠の心の底では、サディスティックな感情が芽生え始めていた。
「それじゃ、お仕置き始めますえ〜」
その言葉を合図に刹那の両脇にいた男たちが、その無防備な二の腕に触れた。
いや、触れたというよりサワサワと柔らかな刺激を肌に感じさせる…くすぐりだった。
「…っ!ふぅ…ん!」
ローションにまみれた刹那の身体はくすぐったいような気持ちいいような曖昧な感覚を感じていた。
やがてその手はブラウス一枚に守られた脇の下に照準をあわせ、こちょこちょと刹那を刺激する。
「ふぅ…ぁっ!んくぅ…!きゃふ…っ!」
両腕を拘束されているため抵抗することもできず、ただこのもどかしい感覚に耐える…僅かに動く体で身を捩らせて刺激から逃げようとするが、すぐに捕まってしまう。
「くぅ…んぁ…!ぁはぁっ…!」
(なんか身体がモゾモゾして…)
よけいなことを考えていた瞬間、新たな刺激が刹那を包んだ。
もう一人が刹那のおへそのあたりを撫で回し始めたのだ。
「はっ…はぁ!そこはぁ…!だぁ…!だめぇん!」
片手でおへそ周りを撫で回しながら、空いた手で肋骨をコリコリと刺激してくる。
時折おへそを撫でる手がおへその穴を突っつく度に身体が無意識に跳ね上がってしまう。
「はぅ…ぁはぁんっ!も…だめぇ…!きゃうっ…!」
刹那の声が艶を帯びてきたのを見計らって、男たちのくすぐりが更にエスカレートする。
肋骨は両方の手で責められ、おへその穴には男の舌が差し込まれてしまう。
さらに両脇の男たちは片手で脇の下を、もう片方で胸をムニムニと刺激してくる。
そして舌先が刹那の両耳に侵入してきた。
なま暖かい感触…―ちゅぷっ、くちゅくちゅ…
耳元で水音が跳ねる度に、体中が総毛立つような感覚が襲う。
「はひっ…!ひ、ひぃん!だ…めぇ!くすぐったぁん!」
上半身に蠢く男たちの手と舌…その動き一つ一つが刹那の理性を僅かに、しかし確実に削り取っていく。
「ふぅっ…ん、んっ!くふぅん…!」
(こんなの嫌なのに…気持ちいい…くすぐったいのが…気持ちいいよぉ…)
そしてくすぐったい感覚は少しづつ快楽へと変化し、刹那の身体に新たな性感帯を作り出していく。
両耳、脇の下、おへそ周り、そしておへその穴…その他の全ての場所で刹那は快感を受け入れていた。
「い…やぁだ…!こんなの…!いゃだぁ!」
(私が耐えなきゃお嬢様が…)
くすぐられているだけなのに感じている…まだしっかりと残る羞恥心と木乃香への想いだけが刹那を繋ぎ止めていた。
「強情ですな〜、でもまだ下の方が残ってますえ〜、ほらぁ…」
さらに新たに二人の男たちの手が伸びていく。
靴下の上からサワサワと足の裏をくすぐりながら、くの字にまがった刹那の膝も同様にくすぐり始めた。
「きゃぁふぅっ!あぁん!ぅぅううっ!」
「今度はウチも参加させてもらいますぅ〜」
そう言うと刹那の太ももから脚の付け根ギリギリまでに指をはわせていく。
「あぁあぁぁ…!そこはぁ…だめ…ん!」
しっかりと手脚を拘束されてしまっている刹那にとって、くすぐられている時間はとてつもなく長く感じるものだった。
身体を動かせずに抵抗することもできない…ただこのもどかしい刺激を受け入れて耐えることしかできなかった。
(だめだ…また気持ちよく…なってきてる…)
刹那の意志とは裏腹に、下半身にもじんわりと快楽が押し寄せてくる。
上半身も未だに責められているせいか、下半身がくすぐりを快感として受け入れるのは早かった。
「んふぅぅっ!あっ…ッッ!くっ…ぁぁ!」
僅かに動く腰をくねらせながら、刹那は責めにひたすら耐えるしかない。
スパッツの下では秘裂が快感を求めて疼きだし、さっきから愛液がジワジワと溢れ出てきている。
「ぜっ…たぃ…!やだ…こんなぁ…の…!きもち…わるぃ…!」
月詠から見ればこんなものはただの虚勢にしか過ぎないだろう…しかし身体が快感と認識している以上、自分に言い聞かせて気を持つしかない…
刹那はギリギリのところで心が折れるのを防いでいた。
しかし心は折れなくても身体の方は限界だった。
身体がブルブルと震えだし、秘部からは尿意のようなものが湧き出てくる。
「センパイ、ブルブルしてますけど〜…イッちゃいそうですか?」
月詠の言葉が刹那に突き刺さる。
今日二度めの絶頂…あの感覚が刹那の頭の中にまざまざと蘇ったくる。
(いや…!もうあんな恥ずかしいこと…)
「ぜったぃ…やだぁ!イきたく…ない…!」
「でもぉ…」
月詠みの手がスパッツに伸びた。
刹那の身体がビクッ、と反応する。
(だめ…今触られたら…)
そのままモゾモゾとスパッツの中に入ってくる指…割れ目に入ってくる感覚に刹那はブルリと身震いする。
「やっぱりココは正直ですえ〜、ほらほらぁ〜」
「ぁあぁっ…!やめろぉ…!やめ…っ!」
ゆっくりと指でかき乱され、刹那の喘ぎ声が部屋中に響く。
秘部は待ちわびた刺激に愛液を滴らせ、刹那の意志とは逆の反応を続ける。
―くちゅっ…くちゅ
水音と共に身体の奥から押さえがたい性欲が押し寄せてくる…限界だった。
(あぁ…だめ…イッちゃう…!)
刹那が目を瞑り、ぎゅっと手を握る…しかしその衝動は来なかった。
「…ぇ?」
あたりを見回すと男たちは手を止め、月詠も指を引き抜いて動きを止めていた。
「ぁ、あっ…!」
何故か愛液にまみれた月詠の指を悩ましげに見つめてしまう。
「センパイがイきたくない言うから…やめてあげましたえ〜」
クスクスと笑う月詠を刹那は泣きそうな目でにらむ。
(私がっ…分かってるくせに…!)
「どうしました?止めましたのに…それとも続けてほしかったんですかぁ?」
「だっ、だれがっ…!」
そうはいっても中途半端に刺激された身体は火照ったままで、激しい疼きが刹那を襲う。
「どっちなんですぅ〜?」
月詠の指がスパッツ越しに刹那の割れ目を擦る。
しかし疼きだした身体にそんなことをされても、かえって火に油を注ぐ結果になってしまう。
「ぁっ…あぁぁ…!」
(こんなんじゃ…全然足りないよぉ…!)
「センパイが欲しいならいつでも言ってください〜、ウチは構いませんからぁ〜」
「なぁ…っ」
「自分からおねだりしてくださいね〜」
悔しかった。
年下の女子に身体をいいように弄ばれ、挙げ句の果てに焦らされ…自分の口からおねだりしなければいけないなんて。
しかし疼いた身体は本能に忠実に、刹那に肉欲を訴えかけている。
刹那はひどい屈辱感と、それを遙かに凌ぐ性本能に包まれていた。
(もうだめ…言ってしまえば…楽に…)
刹那のなかで何かが崩れた。
もはや木乃香も自分の誇りも関係ない。あるのは今すぐに月詠に苛められたい…それだけだった。
「…ください」
刹那が小さく口を開いた。
「聞こえませんえ〜」
「さっきみたいに…気持ちよくさせてください…!」
腰をくねらせながら刹那は月詠に哀願する。
「クス…『何を』『どうやって』ほしいんですぅ〜?」刹那の顔が朱く染まる。
「わ、私のマ〇コに…!あ…あなたの指を…入れて…」
「入れてどうするんです?」
「いれ、て…入れてっ…!…イかせてください…ッ!!」
言うが早いか、月詠の手が刹那の秘部へと割入った。
同時に男たちも愛撫を始め、刹那を一気に高みまで持ち上げていく。
今まで焦らさされた分、快感が一気に押し寄せてきた。
「センパイ、たっぷりイかせてあげますえ〜」
月詠の声が聞こえたが、襲いかかる性感に呑み込まれた刹那はただただよがり狂うことしかできなかった。
「んはぁ…!はぁっ…!イく…イッちゃう…!」
涎を垂らしながらはしたない声を上げる刹那…そこには普段の凛とした面持ちの刹那はいなかった。
ただ今一瞬に感じる快感に喘ぎ声を上げる淫らな雌と化した刹那だけだ。
「イくぅ…イッちゃう…!イッちゃうよぉ…!!」
「ふふ…素直でええなぁ〜、望みどうり…!」
月詠の指が愛液にまみれた刹那の肉芽を摘み上げた。
同時に小さい喘ぎ声と腰が浮いたような体制で痙攣する刹那…
「イッちゃぁ…!ぁ…あっ!!…ぁぁぁああっ!!!」
刹那の肉壁が月詠の指をキツく締め付け、肉欲にとろけた最奥からは熱い愛液が迸る。
(気持ちいいよぉ…!)
刹那が余韻に浸ろうとしたその時、間髪入れずに締め付けられた月詠の指が再び動き始めた。
「ふぇ…?あっぁ…!!ふぁああぁっ!!」
休むことも許されずに刹那の秘部に新たな快感が押し付けられる。
「センパイ、まだまだですえ〜」
「はっ…!…ふぅぅぅん!」
イったばかりでさらに敏感になった秘部は、刹那の矯声と比例するように愛液を分泌する。
刹那は無意識に指の動きに合わせて、腰を月詠の指が奥深くに入り込むように動かしていく。
再び、尿意のようにこみ上げてくる性感。
「ぁはぁっ…!またぁ…イッちゃ……はっ…ぁあぁああん!!」
三度目の最高潮に世界が、とろけた。
「らめ…!またイッちゃ…らめらよぉ…!!」
部屋中に水音と刹那の喘ぎ声が聞こえていた。
三度目の絶頂のあとも、刹那は何度も何度もイかされていた。
度重なるオルガズムに思考は途切れ、身体は快感以外の感覚を感じなくなっている。
ローションと汗を吸って半透明になったブラウス、そしてもはや下着としての意味を失っているスパッツからはむせかえるような女の臭いがしている。
その中で刹那はろれつの回らない口で譫言のように言葉にならない声を呟いていた。
「センパイ、ウチも疲れたんで…これで最後ですぅ〜」
月詠が今までよりも激しく刹那を掻き乱した。
「ふぁ…!!ぁ、あっ…!!はぁぁぁん!!」
何十回目かの絶頂で刹那はオルガズムの中にいた。
(気持ち…よかった…)
余韻に浸る刹那の耳元でパチン、パチンと拘束具の外れる音が辺りに響く。
手足の戒めを解かれた刹那の身体は、力無く床に倒れ込んだ。
「んぅ…」
「センパイ今日は終わりですぅ〜、今日はセンパイのエッチな格好がみれて…楽しかったですぅ〜」
床に倒れたままの刹那には月詠の声は聞こえていなかった。
それよりも、身体中を支配する情事のあとの官能的な疲労感…刹那は薄れていく世界の中で確かに満たされていく感覚に酔いしれていた。
「ありゃ、センパイ眠そうやなぁ…ほな、おやすみなさぃ〜」
月詠と男たちが去って間もなく、刹那はぐっすりと眠りに就いた…
月詠編・完